毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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またまた辺見庸

辺見庸の記事が読みたくて週刊金曜日を買ってしまった001.gif。以前、辺見庸は終わりだとかなんとか書いたのにも関わらず、である。。。037.gif

「根源までたどり思索を深めよ」。世界同時進行の異質のパンデミック(感染爆発)のなかにわれわれはいる。そこでは「100年に一度の金融危機」などと限定されたカテゴリーではなく、人類が連綿と続けてきた資本主義や民主主義といった価値システムの総体が同時性をもって破局にさしかかっているのではないか・・・思索は根源へ向けて深められる。

上記の文章はこの記事のリード。なに?世界同時進行の異質のパンデミックって?039.gif。片岡さん(金曜日編集部)が書いたリードと思えないこの導入の仕方に辺見庸的世界を感じてしまう。うまいよな~~~~。
なんといっても彼の日本語の巧みさに引かれる。上記の文章を要訳すると、物質・金銭に価値を置く資本主義が破綻し、人々は疲弊し、人類はこれまでにない試練の場を迎えようとしている。私たちはこの状況に対してよ~く考えなきゃいけない026.gifな~んて。

サブタイトルの「天皇制という非言語的拘束」。これも文化として私たちの生活に浸透している制度としての天皇制という意味かな。

そして彼の視点はあいかわらず鋭い。「パンデミックの時代のなかで、権力側がその対症療法として連発してくるのは死刑です。いくつかの破局が重なるなかで社会がエモーショナルになり、当然、犯罪も増えるだろう。それを懲罰で抑えられるとするのが司法当局であり国家です」この箇所には思わずうなずく。先日も4人の死刑囚に死刑が執行されたことを考えても非常に現実感をともなう意見だと思う。悲しいかな、社会に対する人々の不満が大きくなればなるほど国家はそれを利用して民衆の力を押さえ込もうとする。

辺見庸から私はいつもいろいろな情報を得る。今回一番のギフトは「チェット・ベイカー」。もともとジャズピアノが好きだけど、トランペットもいいなと思ってしまった。暗い部屋でチェット・ベイカーのCDを聞いたら、そのアンニュイな快感から抜け出せそうもない001.gif。革命が始まるとは私には思えないけど。。。辺見庸は「革命はたぶんそこからはじまります(笑)」と言っているが。。。おそらくどこにも行きたくないし、何もしたくなくなるだろう。。。

なんだかんだ言ってもやっぱり辺見庸はカッコいい。
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by reem-akemi | 2009-02-15 22:10 | 日記