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by reem-akemi
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アメリカの植民地はイラクだけではない

今日はダール・ジャマイルさんの文章が送られてきたので転載します。
http://www.dahrjamailiraq.com/hard_news/archives/newscommentary/000376.php

彼はイラクで活動している数少ないジャーナリストの一人。
ところで、今、サマッラではイラク軍と米軍によるファルージャ攻撃を上回る掃討作戦が行われている。犠牲者の多くは女性と子どもだということだ。これもファルージャと同じ。日本のメデイァはテロリストたちが逮捕されたと報じている。いい加減にしてほしい。

以下は犠牲者の写真。
http://www.iraqirabita.org/?do=article&id=3251

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イラクは永久的なアメリカの植民地 ダール・ジャマイル著

truth out|Perspective 2006年3月14日 火曜日
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なぜブッシュ政権はイラクからの占領軍撤退について論じることを拒否するのだろう? なぜイラクにおける米軍基地の建設と保守で、入札無しの契約を勝ち取ったハリバートンは、同社86年の歴史始まって以来空前の最高利益をあげているのだろう?

なぜイラクにあるこれらの基地は、前哨軍事基地でありながら、自己完結型の都市に似ているのだろう?

アメリカ合衆国の最高位の大将、統合参謀本部議長ピーター・ペース大将のばかげて恥知らずな言説を聞かされているのはなぜだろう。三月九日テレビ番組「ミート・ザ・プレス(記者会見)」のインタビューで、イラクの状態はどうかと尋ねられて「まあうまくいってますな。大きなスマイルマークをやれるというわけではありませんが、あらゆる事態は実に、実にうまく進んでいると申し上げましょう」

こうした統合参謀本部議長に対して、メデイア対応の研修所や、少なくとも発言要点メモでも用意されているのではないかと疑ってしまう。というのは、ペースの前任者リチャード・マイヤーズ大将は、昨年9月ジョン・マケイン上院議員に「 [イラクでは]ある意味で、事態はうまくいっています」と言っているか
らだ。

ペース将軍はイラク軍のことも、こう称賛した。「今では百以上の[イラク人]
大隊が実戦に出ています」

うおーっ! ペース大将は魔法の杖を振って、勤勉に占領下イラクの事態を安全に保っているこれら99の新しいイラク人大隊を出現させたのだ。というのは、イラクにいるアメリカ軍最高位の大将、ジョージ・ケーシー大将によれば、そう遠くない昔に、イラクの中で自力で戦闘できるイラク人大隊(兵士およそ500-600名) は一つしかなかった。

2005年9月末の上院軍事委員会での聴聞で、ケーシー大将はペンタゴンが昨年6月に三つあったイラク人大隊が、9月にはわずか一大隊になってしまったものと想定していることを認めている。六ヶ月もたたない前のことである。

一体どうすれば、ペース大将が実現したと主張しているように、六か月以内でイラク人大隊を99部隊も訓練できるのか論じる資格のある人物を誰か見つけ出すのも名案だろうと愚考する。

アメリカ陸軍に26年間勤め、ベトナムに始まってハイチで終わるまで8カ所の戦闘地帯で戦った人物ならその資格があるに違いないだろう。二つのパラシュート歩兵隊、三つのレンジャー部隊、二つの特殊部隊群とデルタ・フォースで戦ったというのも、説得力を増すだろう。更に念のため、パナマのジャングル作戦訓練センターでは戦術を、アメリカ合衆国ウエスト・ポイントの士官学校では軍事教練で教えたことがあるなら、兵士の訓練についてはかなりの物事を知っていようし、これはまあ予期せぬおまけだろう。

その人物とはスタン・ゴフだ。

イラク人大隊が百あるというペースの主張に対して私が意見を求めた時、「全くのたわごとですよ」というのが、ゴフの意見だった。「自分の部隊にいる抵抗勢力を数えているんでしょう」

ゴフは付け加えた。「あの馬鹿者[ペース]は、訓練され統制された武装した兵士が6万人いると言ったのです。...色々スタッフを含めれば6万5千人 ... 必要な支援部隊を入れればほぼ十万
人です。それだけ訓練して監督するには何千人ものアメリカ人顧問が必要です。エリート海兵隊員があそこまで露骨に広報係役をさせられるのは失望です」

イラク軍は「いくら大勢いようとも」膨大な数の敵が紛れ込んでいるということは、ペース「も誰もが」知っていることだとゴフは言う。

更に統合参謀本部議長の面目を潰すようにゴフは言った。「99の[大隊]を昨年9月以来、訓練するなどというのは、平均的なアメリカ人だけが黙って信じるような戯言です。ここで当を得た質問は、その大隊はどこにいるのか?です。どこに司令部があって、どこで作戦を展開しているのでしょう? 連中の言う作戦の安全確保など問題外です。
イラクの中で、兵士とつながっている事が多い他のイラク人たちから、兵士600人の部隊を100も隠し通せると信じているのでなければ......」

「あの連中はいい加減なことを言うのに慣れてしまっていますし、本国の人々の無知と無関心を見込んでいるのです。それを見過ごしている、背骨を入れ直してやらなけりゃならない何百人もの民主党員も。私のどの発言でも引用してかまいません」とゴフは話を結んだ。

ペースや他の連中が懸命に煙幕を張っているのには相応の理由がある。イラク侵略には計画など無かったという事実を隠蔽するためだ。

プロパガンダについて語る際には、我が聡明な軍事戦略家にして人権を守る戦士、卓越したコンドリーサ・ライス国務長官をうっかりして抜かしてはならない。

3月8日、国務省の「2005年人権問題にかかわる政府報告書」発表の際、ライスは冒頭の挨拶を述べた。

報告書序文にはこうある。「イラクでは、2005年は民主主義、民主的権利と自由にとって、大きな進歩の年である。人権を推進するNGOや他の民間団体は着実に増えた。」

はあ、なるほど。

この報告書は国務省によって連邦議会に提出されている。我が国の政治家達、ひどく愚昧なだけなのか、それとも単に多くのアメリカ人同様、恐ろしい程に虚報でごまかされているのか怪訝に思うことが多い。この報告書、どうやら後者が正しいということのようだ。

私が言いたいのは、ブッシュ政権の高官連中がイラクでは物事がうまくいっているごとく描き出そうと一致協力しているのに、一体どうして連中はイラクで恒久基地を建設しているのだろうかということだ。

ペース、ライス、或いは最近イラクにおける事態は「着実に良くなっている」と言った「射撃の名手」チェニーのような連中によるメディアを使ったこうした煙幕は、アメリカ国民に、最終的にはアメリカ人兵士の撤退があるだろうとまんまと信じ込ませる。

だがこの煙幕の問題には、煩わしい「現実」がある。

そしてイラクの現実については、ペース、ライス、チェニーらの口の達者な看板役どもは、アメリカ国民に、自分たちの本当の計画を語ってはいない。

連中の狙いが洞察できそうな一例は、悪名高い「グリーン・ゾーン」で建設中のアメリカ「大使館」だ。

読者が本稿をお読みになっている間も、物議をかもしそうなクウェートに本社を置く建設会社がバグダッドに5億9千2百万ドルのアメリカ大使館を建設中だ。工事のどたばたが収まった暁には、この居住地は世界最大かつ最も安全な外交官居住地となろう。

司令部、いや「大使館」は、通常基準の2.5倍強化されており、中には15フィートもの厚さの壁すらある21棟の建物からなる自給自足可能な居住地域だ。

千人以上のアメリカ人「国家公務員」を配属して、住まわせるという計画だ。連中にとって幸いなことに、ジム、プール、床屋、美容院、飲食用カウンターと販売部が利用できる。兵士の大規模兵舎、学校、更衣室、倉庫、自動車修理車庫、合計619室の一人部屋がある6棟のアパートまで揃っている。「国家公務員」が幸いなのは、上水、発電と下水処理場は、どれもバグダッド市の公共設備とは独立している。基地全体では、ワシントン, DCにあるナショナル・モールの2/3の広さがある」

解放されたイラク人で、自分たちのプールに入れるような人などいるだろうか?

また至る所で、全くめちゃくちゃで、侵略前以下の水準でしか機能していないイラク人のインフラとは違って、アメリカ「大使館」は計画通りに建設されつつある。アメリカ上院の外務委員会は最近、建設が地球上で最も危険で、一触即発の場所で行われていることを考えると、これは見事な離れ業であると言った。

さらに、恒久軍事基地がある。

イラクのそれが一体どんなものかご理解いただくために、まずはバグダッドに近いキャンプ・アナコンダから始めよう。イラクの土地15平方マイルを占めるこの基地には二つのプール(プラスチックのふくらませるタイプのものではない)、ジム、ミニ-ゴルフ・コースと、封切り映画館がある。

バラド空軍基地で暮らす2万人の兵士達は、その内の千人以下しか基地を離れたことはないが、基地内に二軒ある、最新の電気製品の山やら、CDを選べる棚がある売店の一軒で、新しいiPodのアクセサリーの実物を確かめることもできる。軍売店マネージャーの一人は最近、毎日15台のテレビを兵士に販売していると豪語した。

抵抗が猛烈なアンバール県にあるキャンプ・アナコンダでは、占領軍はエアコン装置つきで暮らしており、インターネット、ケーブル・テレビと海外電話を使えるようにする計画が描かれている。

何千人もの民間契約業者が基地の中の「KBR-ランド」と呼ばれる区画で暮らしており、負傷した兵士達に対して毎月400回の手術を行っている病院がある。

基地の空軍関係筋は、そこは世界で最も活動的な滑走路があり、プレデター無人偵察機がヘルファイア(地獄の火!)・ミサイルを抱えて飛び立ち、さらにはF-16、C-130、ヘリコプター、その他無数が発着するという。基地は250機以上収容している。

兵士達は、たとえひどく安い給料で働くインド、ネパール、スリランカそしてバングラデシュといった「第三世界の国民達」が給仕するかなり豪華なご馳走をすることはできないとしても、バーガー・キング、ピザ・ハット、ポパイズ、或いはサブウエイに行って、スターバックスのモカコーヒーで、食事を流し込むことは出来る。

イラクには、キャンプ・アナコンダの他にも、いくつかの巨大基地、例えばバグダッド空港近くのキャンプ・ビクトリーのようなものがある。ここはマザー・ジョーンズ誌のリポーターによると - コソボのボンド
スチール基地の二倍の規模なるだろうという。コソボの基地は、ベトナム戦争後に建設されたものの中で、現在世界最大の海外基地だ。

キャンプ・リバティはキャンプ・ビクトリーに隣接しており、兵士は基地内のトライアスロンで競技したりさえるす。「コースは総計140マイル以上あり、西バグダッドの大キャンプ・ビクトリー地域のいくつかの基地にまたがっている」と国防省ウエブ・サイトの新規記事にある。

ブッシュ大統領がイラク撤退の予定表を立てることを拒絶しているのは、撤退するつもりがないからだ。彼が撤退するつもりがないのは、アメリカのより大きな中東計画に則っているからだ。

バグダッド陥落から二週間も経たない2003年4月9日、米軍当局はイラク内で将来も利用可能な少なくとも四つの大型基地を維持する意図があると発表した。

この四つの基地はバグダッド国際空港(トライアスロン場があった場所)近く、タリル (南部のナシリヤ近傍)、クルド人地域の北部、イルビル或いはカヤラ(わ
ずか50キロしか離れていない) に一つ、さらに西のアンバール県アル-アサドに一カ所。もちろん、先にお話したバラドにあるキャンプ・アナコンダもお忘れなく。

より最近、昨年5月22日、米軍司令官達は、軍隊を四つの巨大基地に統合すると発表した。通常の金属製移動住宅やブリキ葺きではなく、コンクリート製のビルを建設しながら、この計画に関わっている米軍当局者は、「統合計画には、米軍の恒久的イラク駐在を確保するという意図はない」と述べた。

その通り。

アメリカは少なくとも四つの巨大な基地をイラクに置いている。何百万ドルもが建設に投じられ、しかもそれは、ブッシュ大統領がイラクでの主要な戦闘作戦は終了したと宣言する前に、そこに置く予定だと軍の立案者が言ったのとほとんど同じ場所だ。

イラクでの「任務完了」といったのは、必ずしも石油省の警護やら、あの国を無期限に占領すること(大量破壊兵器の発見、アルカイダの崩壊、或いはイラク人の解放、云々)ではなくって、中東の中心部に軍事的橋頭堡を打ち立てるということだったかのようだ。

アメリカ当局者がイラク内の基地に触れる時には、あえて「恒久的な」という言葉は使わず、「恒久的利用」と表現している点に留意されたい。2003年4月19日のニューヨーク・タイムズ一面の「ペンタゴン、イラク内の主要四基地を利用する長期的権利を期待」という見出しの記事にはこうある。「おそらく軍の恒久駐留についての発表はなされまい。恒久的駐留ではなく、恒久的利用こそが必要なのだ、と当局者は語っている」

なぜそんなものが必要なのだ? いくつものあからさまな恒久基地が必要なのだ? なぜ橋頭堡が要るのだ?

米国政府の軍事戦略文書をちらりと見るのは、実に興味深い。

「わが軍は、潜在的な敵対者が、アメリカ合衆国の軍事力を凌ぐ、或いは同等の軍事力を目指して、軍事力を増強しようとするのを思いとどまらせるのに十分なほど強力だ」と2002年国家安全保障戦略は言う。

これを実現するため、アメリカは「基地、駐屯地を、西欧、北東アジア内と、さらにその先に必要としている」

もう一つの興味深い文書は「21世紀の統合軍が広範囲における優勢を実現するよう、改革するのに献身的な個人と革新的な組織 [ここは太文字だ]:平時には説得力を、戦時には決定的な役割を担い、あらゆる形の紛争においても卓越している[ここはイタリックだ]」というのを自身の「ビジョン」とする統合参謀本部議長による「共同ビジョン2020」だ。

アメリカの為政者は、冷戦を世界帝国への長期的な戦争と揺るぎない軍事的覇権で置き換えた。これこそが、なぜそこに恒久的米軍基地があるのかを良く理解できるようになるために、我々がそれを通してイラクを見なければならないレンズだ。

2006年2月6日に発表された四年ごとの防衛査察報告書には「複数の、重複する戦争」を遂行し、「全ての主要国家、新興国家が、国際システムの建設的主体、利害関係者として統合されることを確実にすること」と野望が明記されている。報告書は更に続けて言う。アメリカは「更に、地域的或いは世界的安全保障の条件を、いかなる外国勢力も決定することがないようにするように求める。アメリカは、軍事上のあらゆる競合相手が、地域的な覇権や、アメリカ合衆国或いは他の友好諸国に対する敵対的行動を可能にするような、破壊的、或いは他の能力を開発することを止めるよう説得を試み、侵略或いは圧政を抑止するよう求める。万一抑止が失敗した場合には、アメリカ合衆国は、敵対国家の戦略的、作戦的目標を阻止すべきである」

要するに、イラクにおける恒久的な米軍要塞の目的と、こうした政府文書の暗黙の目標は何なのだろう?

帝国だ。

(アラビア・ニュースから)

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恒久的軍事基地は日本が大先輩!そして、それもいまや全国に広がろうとしている!!
メデイアは日本にある米軍基地内の実態を私たちに報道したことがあるだろうか?

それら基地の維持経費は日本の税金ー思いやり予算ーから出ていることを私たちは忘れてはならない。
アメリカ暴力集団は、普天間からグアムへの基地移設にも日本の税金を得ようと画策している。

岩国の住民投票で大多数の市民が基地に反対した。これに対して政府の反応は、防衛は国レベルの判断だからと、まったく無視しようとしている。

米軍基地など、いらない!世界中どこにも。

日本政府も、ありもしない敵を作り上げて戦時体制の準備をするとは。なんて愚かしいのだろう。
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by reem-akemi | 2006-03-18 09:34 | iraq