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by reem-akemi
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イラク戦争は国際法違反

2005年10月06日
イラク戦争は国際法違反ドイツ連邦行政裁判所がイラク戦争に対して国際法違反の判決をくだした。
日本の裁判所が9条に関わる違憲訴訟をすべて退けているのに比べて何と素晴らしいこと!

どういう裁判であったかというと、イラク戦争を違法な戦争であるとして上官の命令に従うことを拒否した兵士を軍は軍規律に対する不服従の罪で起訴したのだが、これを裁判所は却下し、なおかつドイツ政府がイラク侵略に加担していると批判したのだ。

ドイツ憲法では良心的拒否が認められているが、報告をみると、それでもドイツ裁判所はこれまでその問題に関与することを日本の裁判所同様避けていたようだ。しかし、今回は明らかなイラク戦争の国際法違反という事実に対して向き合わざるを得なかったらしい。
#どこぞの首相(小泉何某)に聞かせたい!

以下、転送された文章を掲載する

連邦行政裁判所の判決文の中には、「国連憲章第4条第2項により、他国に対する重大な脅威、並びに軍事力の行使は侵略行為である」とし、これに対する例外は、「国連安保理の決議と自衛のため」の2つである。イラク戦争はこのいずれにも該当しないと、述べた。

 しかも、判決文には、1990年、米国自身が提案した安保理決議678号はイラクのクエートからの撤退を要求したもので、1991年の決議687号も撤退が完了したことを認めたものであったとし、さらにこの決議には、イラクが毒ガス、生物兵器を使用した場合、「重大な結果をもたらす」と書いてあった、という。さらに国際テロからも明確な距離をおくことを要求したのであった。イラクはこの決議を認めたと、書かれてあった。

 また判決文は1991年の安保理決議707号は、イラクに対する湾岸戦争の休戦が破られているとも、破棄されたとも書いていない、と言っている。それ以後のいかなる国連決議にもイラクに対する軍事作戦を容認するものでない、とも書かれている。

 次に米国と英国のイラク戦争の正当化に使われている2002年11月8日の安保理決議1441号であるが、判決には、国連兵器査察官ハンズ・ブリックスとモハメッド・エルバラダイに対して、イラクが協力を欠いた場合、国連に報告するように求めたものであり、それを受けて国連がどのような措置をとるかについては、オープンになっており、間違いなくこれは安保理にかかっていた、と述べている。国連憲章に基づいて、いかなる軍事行為を容認するものではなかった、そして、「重大な結果」とは一般的な警告であると解釈すると判決文は書いている。

 一方、判決文には、米国と英国がこの決議をどのように解釈するかについては関知するものでない、と述べている。

 判決文でとくに重要な点は、しばしばドイツの戦争協力が国際法違反である述べているところにある。ドイツ連邦議会の特別委員会が2003年1月2日に発表した報告書に、「国連決議はイラクにたいする軍事攻撃を合法化するものではない」とある点である。これをドイツ連邦政府の閣僚、とくにシュレーダー首相が読んでいないはずはない、さらに米国と英国が国連安保理に送った書簡には、自衛権を行使しなければならない理由がどこにも書いていない、と判決文にはあった。

小泉さんは自衛隊の派遣を国連の安保理決議によるものと云い、大量破壊兵器がみつからないと、今度はイラク人の要請によると云った。
表向きはイラクへの人道支援と言っているが実際は米軍支援であることはイラク人なら誰でも知っている。陸自によってクウェートから運ばれた米兵はファルージャなどで掃討作戦を行って多くのイラク人を殺している。

ドイツの戦争協力が国際法違反なら日本も同じように戦争に加担しているのだから「国際法違反」だ。

いい加減に人道支援などというウソにごまかされるのはやめてほしい。
私はアフガンへの「テロ特措法」の違憲訴訟を行ったが埼玉地裁の裁判長は法廷から哀れにも逃げていった。原告席にいた私にも一瞬何が起きたのかわからないほどの逃げ方だ。

その「テロ特措法」も、今回また閣議決定で延長された。大切な外交問題を閣議決定という10人にも満たない人間で決めてしまうことは間違っている。
そんなことはわかっていると云う人へ。間違っていることは間違っているのだ。誰が何といおうと。
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by reem-akemi | 2005-10-06 00:45 | 政治・経済・国際情勢