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毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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毎日新聞の記事から

2007年06月22日

今朝から電車が止まり学校に行けずPCの前でネットサーフィン(^^)
と、以下のような記事を発見。ところがこの記事には大きな誤りが2ヶ所あった。優秀な明珍さんにしては珍しい。すぐ彼女にメールで連絡したが訂正を新聞が入れるわけがないので私がここで訂正を入れておくことにします(こういうとき署名記事って厳しいわね)。
#それにしてもリバーのブログが評判をよんだのは2004年頃のこと。リバーがバグダッドを出たであろうこの段階で紹介記事を書くなんて彼女らしくない。というか、イラクの状況を書きたいのか、何を書きたいのかよくわからない。恐らく混迷しているイラクの状況をこのブログから読もうと取材したのだろうが、中途半端な記事に終わってしまったと想像する(^^;)

間違いの箇所は
1 >当初、年齢は26歳とあったが詳しいことは明らかにされていない。
  2003年当時、リバーの年齢は24歳。

2 >支援の気持ちを込めて本の印税を贈る計画を立てている。
 リバーの印税は私がこの活動をしていた時点で数回イラクに送っている(2004年刊行分はすべてイラクに送付済み)。この記事を読んでなおかつイラク支援をこの本で行なってくれた人には誤解を招く内容だ。
 もっとも大きな支援はラエドのファルージャ支援に対する寄付。それから、プロジェクトが解散してから行なったのがリバーの友人の遺族に対する支援。この2件はリバーベンドも承知している印税の使い方。
 自分より貧しくて苦しんでいる人がいるのに印税を受け取ることなど出来ないと云ったリバーの意思を受け、その約束を実行できたことは私には大きな喜び。それはこのプロジェクトに関わった人間の誇りでもある。
 メディアは正確に報道してもらいたい。もっとも、取材される側が解散した「リバーベンドプロジェクト」の活動にふれることを拒んだのかもしれないが…。

以下、記事の一部引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000023-mailo-l13
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 ◇バグダッドの「長い悪夢」
 混乱の続くイラクで、一人の女性がつづるブログ(日記風の簡易式ホームページ)が関心を集めている。爆撃や武装集団が横行するバグダッドの現実を英語で発信。さらに日本の女性たちがそれを邦訳して応援している。翻訳チームの一人、公務員の山口陽子さん(43)=品川区=は「イラクの人々の状況に関心を持ってもらえれば」と話す。【明珍美紀】
 「私はイラク戦争前のバグダッドを覚えている。隣人の宗教や宗派なんて誰も気にしなかった」「私たちの生存は尋問でやめたり、夜中に家宅捜索する覆面のグループによって決まってしまう」
 4月26日、約2カ月ぶりに更新されたブログの内容だ。米・イラク軍合同統治下で宗派抗争が激化。人々の生活は困難を極め、バグダッドにとどまることを「長い悪夢」と表現する。
 この女性は米英軍のイラク攻撃が始まって5カ月後の03年8月、「リバーベンド」のペンネームでイラクの現状をつづり始めた。当初、年齢は26歳とあったが詳しいことは明らかにされていない。
 ー中略ー
 「アメリカの犠牲者3000人に対し、イラクの死者10万人以上。そのほか何万人もが拘束され、尋問と拷問にさらされる」(05年9月11日)。
 「イラク戦争の始まりから、3年が経過した。占領と流血の3年」(06年3月18日)――。
 ー中略ー
 「一日も早くイラクに平和が訪れ、彼女に会える日が来るといい」と翻訳チームの女性たちは願い、支援の気持ちを込めて本の印税を贈る計画を立てている。

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by reem-akemi | 2007-06-22 14:28 | リバーベンドプロジェクト