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毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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朝日新聞が始末書を求める

2006年10月04日

10月3日、さいたま市でイ・ヨンスさんを招き日本軍性奴隷制の証言集会が行なわれました。

イヨンス・ハルモニは上田埼玉県知事の「従軍慰安婦はいなかった」発言に対して韓国から同知事に面会を求めるために来日したのですが、議会へ向かう知事は多くの人にガードされながらドアの前にいるハルモニに、「邪魔だ!」と怒鳴りながら通ったそうです。
なんだか恥ずかしいですね(><)。もう少し対応の仕方があるでしょうに…。

面会も「日本政府を通せ」とか、「韓国大統領が来たら会う」とか、支離滅裂です。まさに傲慢としかいいようがありません。

ところでこの証言集会と同時に慰安婦の写真展を開催していました。そのチラシに使用したのが朝日新聞の記事です。朝日新聞社さいたま総局の山川総局長は、同会場を訪れ、朝日新聞の記事の無断使用を咎め、チラシの回収と始末書の提出を求めました(知的財産権の侵害)。

確かに法律上はそうかもしれません。けれど、私たちは朝日新聞をメディアとして信頼しているからこそチラシ等にこれまで引用してきたのです。新聞社が読者に対して始末書を求めるなどこれまであり得なかったことです。
これからは何があっても朝日新聞を引用してはならないということですね(@@)。それがメディアとしての役割を果たすことになるのだろうかと、大いに疑問を抱きます。

2006年5月22日、朝日新聞社は以下のようなメッセージを社会に対して発信しました。
「言葉に救われた。 言葉に背中を押された。言葉に涙を流した。言葉は人を動かす。私たちは信じている、言葉のチカラを。ジャーナリスト宣言。朝日新聞」

この「ジャーナリスト宣言」はなんだったのでしょう?!私たちは朝日新聞の言葉に足をすくわれました。
by reem-akemi | 2006-10-04 23:23 | 政治・経済・国際情勢