毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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ラマダン明け

2006年10月28日

今週はラマダン明けのお祭り(イード)のため学校が休みで、その間ブログを毎日書くことが出来た。
ألحمدلله(アルハンドリッラー)

おまけに幸いなるかな、イラクのSが無事にイラクを出国、カイロに着いた。
ألحمدلله

バグダッドで生活することはもうこれ以上無理だろうと思っていた。イラクは地獄だ。。。
あの地獄を誰か止めてくれないだろうか。誰か?誰かって、ブッシュさんよ(^^;)

ハディーサでは米兵とレジスタンスが互いの死体を野ざらしにしているとか。こんなことがあっていいの???

イラクの住民と米軍が相手の遺体を晒し合う

イラク中部の都市ハディーサで殺害された米兵の上部遺体を住民が木の上に吊るし、子供達が囃し立てた。一方米軍は報復に無辜の住民を処刑し電信柱に吊るしたという。26日付のイスラム・メモが特報で伝えた。
-------------
 イラク西部の町ハディーサで26日午後住民の目の前でイラク抵抗勢力の爆発物とロケット弾による攻撃で9人の米海兵隊員が死亡、車両2台が完全破壊した。

 本紙の通信員は、胸部と頭部だけが残った米兵の半身遺体が町の中心部の木の上に晒されていると報告した。この米兵の遺体は襲撃現場から20メートル以上離れた場所で真っ二つになって発見されたという。そこで住民たちが、遺体の脇から上部を血の生け贄として木の上に吊るした。

 その様子を目撃者は次のように語った。「半身遺体が木の上にぶら下がっており血が垂れていた。子供達が周囲に群れ集まっていた。

 一方米軍はこの行為の報復として、無辜の住民を処刑して、その遺体を町の中心部の電信柱に吊るした。 

以上、アラビアニュースより
http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

イードの今週、アラブ音楽を貼り付けます。
なかでも私が心をひかれたのはこの歌(映像も)
http://www.youtube.com/watch?v=BC0rTlKTNY8&mode=related&search=

30日からまた学校。あぁ~~~、宿題をしていない。どうしよう(><)
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by reem-akemi | 2006-10-28 00:14 | 日記

北朝鮮報道

2006年10月27日

北朝鮮報道をするときに流れる映像はいつも軍事行進だ。大きなミサイル、ロボットのような兵士たち。その映像とともにあの芝居がかった朝鮮放送の女性アナウンサーの声。

コメンテーターは、特にテリー伊藤は、キム・ジョンイルが何をするかわからない狂人であるようなコメントを言う。

繰り返し繰り返し流れるそんな報道にウンザリする。これをプロパガンダといわずして何という。

そう思っていたやさき、今朝面白いメールが流れてきた。北朝鮮の核実験に関する専門家のコメントだ。
テレビはこういう人を出演させてくれないかしら。そうしたらもう少しまともな世論が出来るでしょうに。

メールは京都大学の原子炉実験所の小出さんからの転送
#原爆・プルトニウム爆弾・その他もろもろの資料はここに
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/KoreanN.pdf

朝鮮民主主義人民共和国の原子炉については、熱出力で25MWという小さな原子炉です。
 (日本の平均的な原子力発電所の原子炉の熱出力は3000MWです。)
その原子炉でできるプルトニウムの量はたかが知れており、これまでにできたはずのプルトニウムを100%完璧に取り出したとしても、長崎原爆3発分程度でしかありません。
朝鮮には再処理工場がありませんので、原子炉の使用済み燃料からプルトニウムを取り出すこともできません。
ただ、決死隊のような作業員が被曝しながらプルトニウムを取り出す可能性は絶対にないとは言えません。

今回の実験が本当に核実験であったかいなかについても私はいまだに半信半疑です。
核実験にしては爆発規模が小さすぎますし、米国が放射能を検出したとの発表はあったものの、その詳細も未公表です。
もし、本当に今回の実験が核実験であったとすれば、おそらくその材料(プルトニウムであるか、濃縮ウランであるかはわかりませんが)は海外の闇市場から
入手したものではないかと推測します。

私自身も、核実験の報道があった直後から放射能を測定する作業を始めましたが、全く検出できませんでした。
日本国内でも多数の機関が測定したはずですが、いまだに検知できたという報告はひとつもありません。
唯一核実験の証拠を検出したというのは米国の発表だけですが、それすらが、具体的なデータは上に書きましたように全く公表されていません。
仮に今回の実験が核実験であったとしても、環境に出てきた放射能は限りなく少なかったことになりますし、六ヶ所再処理工場が放出している放射能と比べれば、全く取るに足りないものです。

              2006/10/22  小出 裕章

私は決して北朝鮮に肩入れするわけではないが、テレビ報道はフェアではないと思う。
北朝鮮を敵視して、当たるかどうかもわからないパトリオット(なんという名前!愛国とは!!!)ミサイルを買わされ、イージス艦を買い、アメリカの代わりにいつでも戦争が出来る国になろうとしている日本(しかも米軍基地はそのまま置いてーーー思いやり予算その他もろもろのお金を取られ!!)

ちょっと人が良すぎやしないかしら。

本来なら核武装の話をする政治家など更迭されるのに、それをしないということは日本の核武装をアメリカが認めているということ?
日本を極東のイスラエルにする気かしら。むちゃくちゃだわ(--;)

いずれにしてもマスコミの北朝鮮報道は異常だ。アメリカの動向も含めて用心するにこしたことはない。
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by reem-akemi | 2006-10-27 02:20 | 政治・経済・国際情勢

非力の思想

2006年10月26日

書類を整理していたら2004年9月10日付朝日新聞の上野千鶴子さんの「非力の思想ー戦争の犯罪化のために」という記事のコピーが出てきた。これを誰にもらったのか、まったく覚えていないが、上野千鶴子さんを尊敬していることを知って誰かが送ってきたに違いない。

改めてこの記事を読み、深い思いを抱かせられた。

「もしあなたが非力なら、あなたは反撃しようとはしないだろう。なぜなら反撃する力があなたにはないからだ。あなたが反撃を選ぶのは、あなたにその力があるときに限られる。そしてその力とは、軍事力、つまり相手を有無を言わさずたたきのめし、したがわせるあからさまな暴力のことだ。

反撃の力がないとき。わたしたちはどうしたらいいだのだろう?問いは、ほんとうはここから始まるはずだ。」

かつてイラクのQが問いかけた。我々は殺されるままでいいのかと。
ファルージャでは白旗を持ったまま殺された年寄りがいた。不条理な殺戮の前で思考は停止する。Qの問いかけには何も答えられなかった。

「非日常のヒロイズムに陶酔したのは男たちだった。だが今日のように明日も生きようとする女の日常にとっては、ヒロイズムは敵だ。」

「ガーダ」という映画の中で、ガーダたちパレスチナ女性が弾丸が飛ぶなかを料理をつくるシーンがあった。これこそが女と思ったものだ。女にとっては「生きる」ことこそが現実だ。命をはぐくみ育てるのが女の生きかただと多いに共感した。

私の夢は占領が終わったイラクで女性たちとナツメヤシを植えること。荒廃したイラクの土地を再び緑美しい国にしたい。

「わたしの考えるフェミニズムは、弱者が弱者のままで、尊重されることを求める思想のことだ。だから、フェミニズムは『やられたらやりかえせ』という道を採らない。相手から力づくでおしつけられるやりかたにノーを言おうとしている者たちが、同じように力ずくで相手の言い分をとおそうとすることは矛盾ではないだろうか。フェミニズムに限らない。弱者の解放は『抑圧者に似る』ことではない。」

戦争を含めてあらゆる犯罪が暴力だと口でいうことは簡単だ。ただし安全な場所でいうことは…。フェミニズムの衰退は圧倒的な不条理に対してなんらの勇気をも与えてくれないことが原因ではないだろうか。

現実の暴力の前で私たちはあまりにも無力だ。「生きる」ことが奪われたとき、私たちはどうすればいいのだろう。
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by reem-akemi | 2006-10-26 00:50 | 日記

NHKの民事督促

2006年10月25日

NHKの民事督促が効を奏しNHK幹部は大喜びだとか。
http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200610240350.html

NHK、支払い再開・契約4倍 受信料「督促」が効果
2006年10月24日

NHKは24日、今年度上半期(06年4月~9月)の受信料収入が、施行予定額を45億円上回る3015億円だったと発表した。今年度予算の受信料収入は前年に比べて8%、額では538億円減の5940億円と見込んでいた。

 NHKによると、受信料契約を結びながら不払いとなっていた件数が、今年3月末の359万件から9月末には348万件に減ったのが、回復傾向の要因という。

 今月5日には、不払い者に対しては民事手続きの「督促」に踏み切ることも表明。その影響で、今月の支払い再開や新たな受信契約の届け出が前年同期の4倍(1万6768件)になったという。

だが、このような「恫喝」で受信料収入が増えたからと言って、それが本当に喜ぶべきことなのだろうか?
私の耳に入ってくる受信料の取立てはサラ金の取立てかと思うほどのひどさだ。ある人は「裁判所に行くか!」と怒鳴られたという。

なぜこんなひどい徴収をしているのか?NHKは受信料の徴収の民間委託を10年ほど前から行なっている。結局それら委託会社は歩合制を社員にとっているため視聴者に対しての取り立て方も、回収さえすればいいという方向に流れていくのだろう。

中には、わからないことをいいことに、言葉にならないほどひどい契約をされている人もいる。つまり衛星テレビもないのに衛星契約をさせられていたりするのだ。

民間委託会社は東京方面はクルーガー。
http://www.shigotonavi.co.jp/order/order_detail.asp?OrderCode=J0030376
関西はシーズと聞いたがインターネットで「シーズ」を検索してもそれらしい企業が見つからない???

いずれにしてもNHKは大変な資金を導入して受信料の回収を行なっている。
この督促、東京のあと八王子、神奈川へと拡大していくらしい。それもこれも2008年からの受信料義務化へのNHKのやる気を政府に見せているのだろう。

一方、政府は北朝鮮に向けて拉致問題の国際放送をNHKに行なわせようとしている。これは「特定失踪者問題調査会」(荒木和博代表)が北朝鮮向けに流している短波ラジオ放送「しおかぜ」への支援のためのもの。
今まで「しおかぜ」が行なっていたことをNHKがその代わりに行なうのだ。
その昔、米軍向けにプロパガンダ放送をしていた東京ローズ(つい最近亡くなった)がいたが、国策により「皆様の」NHKもついにプロパガンダ活動をするのだ(メディアがそういう側面を持っているのは否めない事実だけど…)

と言いつつ、でも、待って。NHKは国営放送だったの?

そうじゃないでしょ。政府が放送内容をNHKに強要するのは放送法違反。それぐらいの見識は持ってもらいたい。でも、無理かもね、なんせ政権の中枢はアベシンゾーだもん。あのオチョボグチでNHKを脅したことを忘れない。

NHKさん、自らの自律はきちんと守りましょう。ついでに民間委託で弱い者イジメをするのもやめましょう。
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by reem-akemi | 2006-10-25 00:31 | NHK問題

ヒバクシャたちの共闘

2006年10月24日

10月21日、国際反戦デーの日。38年前、ベトナム戦争に反対した学生たちが新宿駅構内から線路に上がり電車を止めたーーーいわゆる新宿騒乱事件。

そして63年前の10月21日、雨の神宮を学徒出陣の若者たちが死へ赴くための行進をした。

今年、10月21日、被爆者と空襲被害者が初めて共闘。1945年3月10日、浅草寺は炎に包まれ隅田川にはたくさんの死体が折り重なっていたそうだ。いくつかの死体は3ヶ月たっても浮かんでいて、潮の満ち干きで東京湾と隅田川の間を漂い、半分骸骨と化していたとか。一晩で亡くなった人の数、10万人。。。

浅草は子どもの頃からなじみ深い場所。正月は家族で浅草寺に詣で、帰りしな、ひさご通りでお寿司を食べて帰るのが子どものときの楽しみだった。そんなわけで今回のこのアクションに私も実行委員として参加したのだ。
つまり、東京大空襲で両親が亡くなっていたとしたら、この私は存在しなかったと思うと空襲被害がひとごとではなかった。

二天門のそばの産業会館で開かれた事前集会で司会をすることになり、ちょっと緊張。この集まりを新聞で読んだという80歳の女性が開場前にかけつけてくれた。その他、やはり新聞で知った戦災孤児だったという女性も参加。そんなこんなで、会場は70代から80代くらいの人々でいっぱいになった。そのぶん私のトーンもいつもよりだいぶ優しくなって(^^)、心のこもった司会が出来たと思う(自分でほめちゃいけないね)。

とはいえ、被爆者と被害者の話はかなり重かった。人は体験したことしか話せないというが、そのリアルな話に何度涙が出そうになったことか…。

私は今回のようなイベントに立ち会えたことを幸せだと思う。それが正直な感想だ。被爆者にとっても空襲被害者にとっても残された時間はもうあまりない。彼らの生き様を見、それを継承していくことが出来たらどんなにいいか。。。

ところで「被爆者」と「被曝者」の違いをご存知だろうか?ヒバクシャにとってのこだわりを初めて知った。

「被爆者」とは「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」の第1条、以前は「原子爆弾被爆者の医療等に関する法律」の第2条(この法律は、被爆者援護法の制定で廃止された)で規定されている被爆者健康手帳を持つ人と、手帳を受けていなくてもその条件にある人。

「被曝者」とは、「曝=さらす」という意味で、核実験被害者など「放射線を被曝」した人の意味。これには原発事故の被害者も含まれる。「被爆者」のなかの2号被爆(入市=にゅうし=被爆)や3号被爆(救援被爆や黒い雨地域にいた人で一定の病気にかかった人)も被曝者。

ヒバクシャたちのこの言葉のこだわりに、放射線に曝されたことの重さを改めて感じないではいられない。またこれまでの国のヒバクシャ救済の冷たさをも。

昨日も書いたが、核の議論をしてもいいのではないかという驕った政治家たちの言論は言語道断だ。私たちがすることは核軍縮。それ以外日本が進む道はないと思う。頑固だけど、そう思う。

2006年10月21日は、反空爆の思想を広めるための第一歩の日となった。空から市民が住む街を飛行機で攻撃して何十万という人々を焼き殺すことは決して許されることではない。私たちはこの日改めてそれを確認した。
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by reem-akemi | 2006-10-24 01:29 | 政治・経済・国際情勢
2006年10月23日

今朝、何気なくテレビを見ていたらイスラエルが白りん弾をレバノンで使用したと報じていた。

やっぱり…。インターネットでオルタナティブ・メディアを検索するともっとひどい兵器が使用されていることも出てくる。

で、マスコミはこれをどのように扱っているか調べてみた。さすが、サンケイ!軍事には鋭い!!

http://www.sankei.co.jp/news/061023/kok001.htm

イスラエル軍、ヒズボラとの戦闘で白リン砲弾使用

 22日付のイスラエル紙ハーレツによると、イスラエル政府は、今年夏のレバノンの民兵組織ヒズボラとの戦闘で白リン砲弾を使用したことを認めた。同砲弾は激しいやけどをもたらすため、国際的に使用を禁じる動きが強まっている。

 一方、AP通信によると、レバノン南部ハルタで同日、クラスター(集束)爆弾の子爆弾が爆発し、果樹園でオリーブの実を摘んでいた12歳の少年が死亡、9歳の弟が負傷した。治安当局者が明らかにした。

 レバノン南部では、イスラエル軍がヒズボラとの戦闘で多用し、不発弾となって残っているクラスター弾の子爆弾が100万個に達する恐れがあるとされる。

 ハーレツによると、エデリー無任所相が先週の国会審議で、イスラエル軍が白リンを使ったさまざまな兵器を保有しており、ヒズボラとの戦闘で白リン砲弾を使用したと述べた。使用場所や標的は明らかにしなかった。同相は、白リン砲弾の使用は国際法で禁止されておらず、イスラエル軍は国際規範に従って使用していると主張した。(共同)

(10/23 07:50)

これは白燐弾が国際法で認められた武器だといいたいのだろうか?

では、朝日新聞はどう扱っているか?
白燐弾の白の字さえもない…。クラスター爆弾のことだけ書いている。
http://www.asahi.com/international/update/1023/007.html

いずれにしても、日本の新聞は兵器のことについてあまり多くのことを報じない。私は軍事オタクでは決してないが、もっと兵器のことを知りたいと思う。そうでないと兵器の恐さが平和な日本では伝わらない。

そのことが結局、中川某議員のようにバカな発言をする政治家を生んでしまうような気がする。しかも彼は更迭されないで権力の中枢にいる(!)。「非核三原則」は神社のお札ではない。神棚にあげて祈るのではなく、実行されなければならない政治原則だ。それを忘れないでほしい。
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by reem-akemi | 2006-10-23 11:08 | 政治・経済・国際情勢
2006年10月21日

バグダッド・バーニングbyリバーベンド 10月18日にアップされたものを掲載します。

#彼女が無事で本当に良かった(^^)v。心配していただけに安心しました。

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2006年10月18日水曜日
ランセット報告…

この間、ずっとポスティングをしなかった。こんなにブログから遠ざかっていたことは今までなかった。私が書かなかったのにはいくつかの理由がある。私はいつも、イラクについて、あるいはこの現状について、書く衝動を感じてはいた。けれど他のイラク人が感じているように言葉に出来ない絶望感でいっぱいになってしまうのだ。

インターネットに接続して、いわゆる専門家、アナリスト、および政治家によって書かれた記事を読んでみるがこの時点では難しい。彼らは、イラクを、コートジヴォアールかカンボジアについて書いているのかと思うような議論と記述をしている。それはどうみても無関心と感情の欠如によるものと私には思える。アメリカの政治家の意見はさらに悪い。彼らは、常に現実を見ようとしないブッシュのようなお馬鹿さんか、自分自身の出世のために戦争をし、混沌を維持し続けようとしている日和見主義者たちだ。

最近もっとも恐ろしいことは戦争以来60万人以上のイラク人が殺されていると結論を下したランセット・ジャーナルの報告だ。それを読んで私は複雑な気持ちになった。ある意味、妥当な数字のように思える。驚くべきことではない。一方、それが間違いであって欲しいと思う。けれど… だれを信じる? 誰を信じる…? アメリカの政治家…それとも信頼できる科学的調査技術を駆使する科学者? 反応は典型的だったー戦争支持者たちは、その数はナンセンスだと言った。誰だって、自ら支持したことが60万人の人間の死につながったなんて認めたがらないでしょ?(たとえそれが狂ったイラク人であっても…)。その数を認めることは、たとえば、無情な超大国による発展途上国の占領を、津波・地震などを地震観測計で計りマグニチュード9だということと同じ…ちょっと待って――それは実際に起きたことなの。その数は本当にそんなに不合理?数千人のイラク人が毎月死んでいる。それはまぎれもないこと。そう。彼らは戦争と占領の結果、死んでいった(戦争支持者と傀儡政権があなたたちを信じこませようとしているけれど、至福の中で死んでいったものはほんのわずか)。

アメリカの政治家と軍人についていえば、死体安置所と公式に発表された死体の数に関してとぼけるのは、もっとも新しい作戦のようだ。しかし、イラク人誰もが知っているように、すべての死が報告されているわけではない。保健省あるいは他の公的機関から信頼できる数字を得ることは、ジョージ・ブッシュから理路整然とした、文法的に正しい文章を得るのと同じくらい難しいこと。特に、省庁が死者数を公表することを禁止されてからは。今までのところ、この数がとんでもないといっているイラク人は、私の知っている限りでは、海外にいて戦争を支持したイラク人、あるいは、国内にいてグリーンゾーンの中に住み占領によって直接利益を得ているイラク人だけ。

しかるべき施設の不足と混沌は、死体安置所・病院へ運ばれることもなく人々が埋葬されているという結果をもたらしている。サマッラーとファルージャで起きた米軍の攻撃では、犠牲者はそれぞれの家の庭か、あるいはサッカー場の集団墓地に埋葬された。そんなこと既に忘れられてしまった?

この3年間、親、子、兄弟、姉妹の非業の死に出会っていないイラク人家族は誰一人いない。拉致、民兵、宗派間の暴力、復しゅうによる殺人、暗殺、車両爆弾、自爆テロ、アメリカの軍事攻撃、イラク兵の武力侵入、殺し屋集団、過激派、強盗団、処刑、拘留、秘密刑務所、拷問、ミステリアスな兵器?さまざまの異なった方法で殺されているのに、その数字にはならないというの?

2003年以来、黒い喪服を脱がないイラク女性たちがいる。喪が明けるたびに新たに親戚が亡くなり、再び喪に服するのだ。それをずっと繰り返している。

60万人以上という数がすべて間違いで、最低これくらいの数だったら;およそ40万。それなら、まだまし?戦争前、ブッシュ政権はサダムが24年間にわたって30万人のイラク人を殺したと主張し続けた。ランセットの最新のレポートが発表された後では、30万はかなり穏やかでおとなしく見える。ブッシュよ、おめでとう!

誰もが戦争と占領の結果のイラク人の死についての公式な数字が現実よりはるかに少ないのを知っている(そう。タカ派の貴方だって知っているでしょ。少しでも良心があるなら)。この最新のレポートはたぶん今まで発表されているどれよりも真実に近い。では米兵の死についてはどうなの?いつ、だれがそれらの本当の数について研究するの?ブッシュ政権がイラク人の死者数についてあんなに熱心にウソをつくのだもの、死んだ米兵についてもウソをついていることがある程度想像できる…。

リバー@午後11時35分

(翻訳 細井明美)
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by reem-akemi | 2006-10-21 02:58 | バグダッド・バーニング

幽閉者(テロリスト)

2006年10月20日

足立正夫が岡本公三をモデルにして映画を撮った。作品の名前は「幽閉者(テロリスト)」。キーワードは「原点から現点へ!」

上映は来年1月、ユーロスペースとか。

以下、その概要を貼り付ける(京都造形芸術大学のサイトから)。

『幽閉者(テロリスト)』
 (113分/2006年/日本)
 <キャスト> 田口トモロヲ/荻野目慶子/PANTA/大久保鷹/赤瀬川原平/ARATA
 <スタッフ> 脚本・監督:足立正生/撮影監督:長田勇市/美術:磯見俊裕
       音楽:大友良英/プロデューサー:小野沢稔彦・越川道夫
 <配給>   スローラーナー

 ◆ストーリー(概要)
 花咲き乱れるパレスチナ。被占領地で必要な訓練を受けた三人の若者たちが、オリオンの天空で再びまみえることを誓って、敵地イスラエル・リッダ空港へ
 降り立ったのは、今から30年を越える遠い昔のことであった。
  オリオンの星へ昇華することを逸したひとりの青年へ執拗に繰り返される報復と帰還兵・足立正生の眼底に焼き付いた半世紀の記憶の一枚一枚が剥がされ、
 フィルムに像を結んでいく。
  戦うことを強いられるパレスチナの現実は、「自爆」や「無差別テロ」を無化できない世界の現実でもある。過酷なファンタジーたる『幽閉者』は、理想を追い続けることの意味を私たちに問いかけてもいる。
 そして、この京都には、オリオンの三つ星がまだ輝き続けている。

私が書こうとしているのは、足立正夫のことではない。今日、私がある人から聞いた岡本公三の今の姿だ。私にはかなりショックな話だった。

岡本公三を知らない人もいるだろうから説明すると、彼は1972年、イスラエルのテルアビブ・ロッド空港でパレスチナ革命闘争に共感し、日本赤軍の仲間たち(彼を含む3人)と乱射事件を起し、多数のイスラエル人を殺す(自爆テロの走り)。2人の仲間はその場で殺されるが彼一人生き残り、そのままイスラエルで終身刑の判決を受ける。
事件の詳細は以下のサイトを参照。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/teru.htm

パレスチナの戦いの一環として戦った彼らは今でもアラブでは英雄として扱われている。そのやり方に賛同するものではないが、私が衝撃を受けたのはイスラエルが岡本公三に対し、自白剤を強要し、彼を薬漬けにしたこと。彼はそのため「廃人」となって、脳を完全にやられてしまったという。まさにそれはイスラエルの岡本公三に対する「復讐」だったのだ…。

さもありなん。イスラエルとはそういう国だ。

上記、事件のサイトを読んでもわかるように、彼は仲間の死体を見ておお泣きをする若者だった(!)のだ。私は岡本公三の人生が悲しくてならない。可哀そうでたまらない(涙)…。

24歳の日本の若者はパレスチナの若者と違い、日常が死と隣り合っているわけではない。恐らくホンのちょっとしたきっかけだったのかも知れない。若いときに考える「革命」なんてそんなものだ。

この映画を観た人の中には、岡本公三に「ひきこもり」の姿を見るという。幽閉され、人間として壊れていくその姿は同じだと。
私はそうは思わない。「ひきこもり」は自分の意思でいつでも出ることが出来るではないか。国家の意思が関与しているわけではない。
恐いのは、国家の意思で人間が壊されていくことだ。復讐する国家ーーーイスラエル。。。

遠い異国の地で生涯を終えるであろう岡本公三の人生は、同じ時間を生きてきたものとして、心の痛みを感ぜずにはいられない。
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by reem-akemi | 2006-10-20 00:19 | 日記

アラビア語

2006年10月11日

先週からアラビア語を習っている。数十年ぶりの学生生活は新鮮で楽しい。教師が日本語を解さないから、授業は英語とアラビア語で行なわれる。だが、この方法は正しいかもしれない。語学は大脳の違う部分が働いているような気がするから。

学校の門を一歩入ると、日本でありながらそこはイスラムの世界。磨きあげられた美しいタイルは中東特有のものであり、建物全体にたちこめる芳しい香りもとても懐かしい。

ある人はアラビア語の学校へ行っていることを両親に隠しているという。なぜならイスラムに対する偏見があるから。イスラム=テロリストの国。こんな図式が出来たのは9・11以降から。。。

アメリカの罪は本当に大きいと思う。

私が数十年ぶりの学生生活を楽しんでいたら、とんでもないニュースが舞い込んできた。イラク・ラマディのQが米軍に逮捕されたのだ。なんということだろう…。彼の書いているブログが反米的であると思われたのだ。
彼は刑務所で先に逮捕された甥に会ったらしい(数日後に釈放され、その顛末を彼は自分のブログで報告している)。

私がショックだったのは刑務所内の様子。60代以上の年寄りがたくさん入っているという。しかも彼らのほとんどが裸足。それというのも就寝中に突然米軍あるいはイラク軍に襲われ、そのまま連行されたから。
こんなのを読むと悲しくてたまらない。

楽しく勉強している場合じゃないでしょと誰かに言われたみたいで落ち込んでしまう。

と書いていたら、またまた新しい情報。バグダッドの米軍基地がレジスタンスに攻撃され大爆発が起きている!
この映像、最後にキノコ雲が出る!!!
バクダッド決戦の序曲とか。。。さらに多くの人が亡くなるのだろう。。。2003年3月のときと同じような不安がよぎる。
http://media.3112.net/archive/2006/10/11/3112.net_60b51a6376bd44afdee653c3d866edd9.wmv
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by reem-akemi | 2006-10-11 23:59 | 日記
2006年10月08日

生活保護世帯が増加している!「美しい国 日本」などと言っている場合ではない!!!

私はテレビの報道はあまり見ないが、新聞系のサイトニュースはよく見る。なかでも政治・軍事に関してはサンケイを読むことが多い。これは文章を読むことにより客観的に物事を考えることが出来るからだ。それに比べてテレビの報道は映像にごまかされる可能性が大きい(映像は制作者の意思が入っている)

上記の生活保護世帯の増加はサンケイがかなり大きく載せていた。
以下、貼り付け

生活保護、初の100万世帯 13年連続増、過去最高
 厚生労働省は6日、平成17年度の生活保護の受給対象世帯が、月平均で前年度比4.3%増の104万1508世帯となり、過去最高を更新したと発表した。

 保護世帯は5年度以降、13年連続で増加しており、昭和26年度の調査開始以来初めて100万世帯を突破した。

 厚労省保護課は、近年まで続いた景気低迷傾向の影響をまだ引きずっているのではないかとした上で「保護世帯は増加しているものの、最近の景気回復傾向や失業率の低下などを背景に伸び率は減少傾向にあると考えている」としている。

 保護世帯の内訳を見ると、最も多いのは高齢者で45万1962世帯。前年度に比べ2.9%減ったが、高齢者をこれまでの男65歳以上、女60歳以上から、男女とも65歳以上に統一、対象世帯が減ったため。それ以外では障害者・傷病者が38万9818世帯、母子が9万531世帯、その他が10万7259世帯となっている。

 昨年9月に新たに保護対象となった1万5662世帯の理由をみると「傷病による」ものが最も多く42.8%。次いで「働きによる収入の減少・喪失」が19.5%、「貯金等の減少・喪失」が14.8%などと続く。

(10/06 19:49)

高齢者の保護世帯の増加がもっとも多いという事実。しかもその理由が「傷病による」ものが最も多く、43%、およそ半分近くが医療費が払いきれずに生活保護を受けているのだ。ということは、「介護保険」が導入されているにも関わらずまったく機能していないことを現してはいないだろうか。

高齢者のこのような状態は明日のわが身。団塊世代の私たちとしては切実な問題だ。

政治は現実を見据えてよりよい方向に国民生活をひっぱっていくものなのに、この国はオチョボグチの観念的な政治感覚のために間違った方向に行こうとしている。
テレビに出ている政治評論家ほどいい加減なものはない。憲法は国をしばるものなのに、三宅何某は国民をしばるものと断言していた。冗談じゃあない。

腐った評論家と腐った政治家は消えるべきだ。もちろんこんなヤカラに同調するテレビ人間たちも。

話は変わるが、こんなつまらない「テレビ」を見ない権利があると思うのに、映像設備がある以上、支払う義務を強いるNHKの受信料制度というのも戦後日本の奇異な仕組みとしかいいようがない。私はテレビは見ないけれど大きい画面でDVDを見たいと思う。そういう人間は一体どうすりゃいいの????

話を戻すけれど、保護世帯が過去最高というのは政治の責任が強く問われる問題だと思う。しかも高齢者は減ることがなくますます増えていくのだから、どうにかしないとね。。。教育基本法の改定などしているより、オチョボグチには、今国会でぜひ考えてもらいたい。
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by reem-akemi | 2006-10-08 01:58 | 政治・経済・国際情勢