毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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市民運動を駆逐するもの

この頃再びブログを書きだしたのは理由がある。
ふふ。なんということはない。仕事をやめたから006.gif

仕事をしている間はブログを書く余裕がなかった。ものを考える余裕がなかったというほうが正しいかもしれない。帰宅するのが9時近く、それからあっという間に寝る時間になり、一日が終わる。誰もがそんな生活をしているのだろうが、私は自分の脳みそがツルツルになるような恐怖を覚えた。短時間の判断を求められる仕事のせいだろうか、じっくりと考えることが次第に苦手になってきた。しかもその判断はあらかじめ決められたことを要求に求められて答えるに過ぎない。創造性は皆無の世界だ。

とはいえ、いつもの私の癖で、身近に起きるさまざまなことに疑問を抱いたり、考えたりしていたのも事実。そのひとつに市民運動における「ボランティア」の問題がある。

私は高校時代から何がしかの活動にかかわり、今日にいたっている。自分の活動は自分の生き方の結果であり、誰に求められたものでもない。だから代償など考えたこともなく、自分の時間を社会貢献のために使っているなんて思ったこともない。

ところがいまどきの「ボランティア」は、自分の貴重な時間を社会貢献のために使っていると考えているのではないかと想像する。私と彼女・彼らの違いはなんだろうと思った。
私の根っこには「社会変革」があり、「現代社会」を否定するところから始まるが、彼らの根っこに「社会変革」はあっても「現代社会」を否定するところにはいたってない(と想像している)。
その活動をすることが社会をよくすることと思いこんでいるのではないか。そう。あくまでも「良いこと」をしていると。

考えてみると「市民運動」という言葉こそが怪しいのではないか。。。今は「マルチチュード」というのだったかしら。。。いずれにしても活動を認めてもらいたいとか、ほめてもらいたいとか、何か違うのではないかと思う。

結局、「国家権力」を意識しているのかいないのか。そして、権力の壁を越える勇気があるのかないのか。そのあたりが大きなカギかもしれない。
私は「ボランティア」が市民運動を駆逐するのではないかと危惧している。自分の貴重な時間を社会貢献に生かそうと考えること自体、当事者意識がなさ過ぎるのではないだろうか。
私は私の生存のために活動しているのであって、誰のためでもない。主体はあくまでも私だ001.gif
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by reem-akemi | 2008-10-03 00:35 | 日記

Boris Vian "Le deserteur" 

ある人が「脱走兵」の原詩を送ってくれた。

この歌がシャンソンだということはわかっていたが、一体どの戦争を指しているのか?大統領とは誰のこと?などと考えていた。

が、元歌の歌詞を見てすべてが解けた001.gif。ジュリーには悪いけれど、この訳のほうがずっとわかりやすい。最後もすべて納得できる。そして説得力も十分ある。

以下はその詩。舞台はアルジェリア戦争。。。

■Boris Vian "Le deserteur" ボリス・ヴィアン「脱走兵」
作詞:ボリス・ヴィアン 作曲:ハロルド・ベルク 
 1954年  (訳:村野瀬玲奈)

大統領閣下
お便りを差し上げます
もしお時間があれば
お読みいただけるでしょうか

今、私はちょうど
召集令状を受け取ったところです
水曜日の晩までに
戦争に発てとの命令です

大統領閣下
私は戦争をしたくはありません
哀れな人々を殺すために
この世に生を授かったのではないのです

あなたを怒らせるつもりはありません
でも言わせていただきます
私は決めました
脱走いたします

私は生まれて以来
父が死ぬのを見ました
兄たちが出征するのを見ました
私の子たちが泣く姿も見ました

母はずいぶん苦しみました
今は墓の中で眠っています
爆弾にももう平気です
うじ虫にも平気です

私は捕虜だったとき
私は妻を盗まれました
私の魂も盗まれました
私の愛しい過去さえも盗まれました

明日の朝早く
死んだ年月にきっぱりと別れを告げて
私は扉を閉めて
放浪に出るつもりです

ブルターニュ地方からプロヴァンス地方まで
フランスの街道沿いで
私は物乞いをして生きるでしょう
私は人々にこう言います

服従することを拒否しなさい
戦争をするのは拒みなさい
戦争に行ってはいけません
出征を拒否するのです、と

もし血を流さなければならないとしたら
どうぞあなたの血をお流しください
あなたは偽善者です
大統領閣下

もし私に追っ手をかけるのなら
部下の憲兵たちにはこう言えばいいでしょう
奴は武器を持っていないから
奴に向かって発砲してもよろしい、と
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by reem-akemi | 2008-10-01 18:06 | 日記