毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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Redacted 真実の価値

先週、「リダクテッド 真実の価値」を観る。
http://www.cinemacafe.net/official/redacted/

この映画はリバーベンドが2006年7月にブログに書いていた事件。
以下はリバーの記述。。。

もはやバグダッドは1つの都市ではない。それぞれが互いに暴力に感染したいくつもの小さな都市がいりまじっている。朝になるといつもとても多くの悪いニュースが報じられるので、眠るのが恐くなる。テレビは映像を流し、ラジオはそれを放送する。新聞は死体の写真を掲載し、腹立ち紛れの言葉がページに踊る。曰く「内乱…死…殺人…爆弾…レイプ…」。

レイプ。米軍による最新の残虐行為。実際に最新とは言えないけれど、最も広く知られたもの。可哀そうな少女アビルはアメリカ軍によってレイプされた。でも、これは今に始まったことじゃない。このレイプが広く知られたのは、遺体が燃やされたことと、彼女を含めた家族全員がすべて殺されたことによる。レイプは、イラクではあってはならないこと。家族はレイプ被害を届けずに、自分たちでかたきを討つ。この3年間、ハディーサとサマッラーでは、包囲攻撃するときの米軍のレイプの噂が流れ続けていた。自分たちの'英雄'がそんな残虐行為をしているってことを信じないアメリカ人の無邪気さって、バカバカしくて話にもならない。占領軍がレイプをしないって???アメリカは国をレイプしたわ。女性をレイプしないなんてことある?

米兵たちは彼女の年令が24歳だと思ったと報道されているが、近所の人によれば、彼女は14歳の少女にすぎなかったと言う。14歳。仮に貴方に14歳の妹か14歳の娘さんがいるとして、彼女が変質者のグループによってレイプされたと想像してみて。その後、少女は殺され、兵士らによってレイプを隠すために燃やされた。そして最後に、彼女の両親と5歳の妹が殺された。アメリカン・ヒーロー、万歳…。'解放'の最高の後継者を育て―軍隊は今日、あなた方を誇りに思うでしょう。米兵がアメリカの法廷で裁かれるのはナンセンス。彼らが犯罪を侵したその地域の人々に引き渡されるべきだと思う。そうすれば理にかなった処罰が行われるでしょうから。


私が恐ろしいと思ったのは、この映画がフィクションだとうたっているために、事実をもとにしているということを多くの人が見逃していること。ネットに書かれた映画評を読んで私は少々ショックを受けた。
検問所でイラク人が多数殺されているのは事実なのに、最初に「フィクション」としてあったためにすべてが「虚構」として捕らえられているとは…。カーシムの兄も検問所をとおることが出来ず亡くなった。

もうひとつ。イラクの混乱を宗教対立と考えている人がまだたくさんいたこともやはりショック。どんな国にも原理主義者は存在する(日本にも)。イラクでは、原理主義者たちを取り締まるべき者たちが、彼らを利用しているがために放置されていることが問題なのだと私は考えている。どういうことかというと、多くの閣僚がそれぞれの民兵(原理主義者たち)を身辺警護に雇っている。暴力団をSPにするようなものだ。

占領軍(米軍)の暴力と原理主義の暴力。身震いがするほど怖い。。。

今日のニュースでイラク・米国間の「地位協定」が「米軍撤退協定」と名を変えて、閣議決定を通過したとある。一日も早い撤退を望むばかり。4月になれば占領も6年になる。。。
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by reem-akemi | 2008-11-17 11:34 | iraq

イラク人からみた沖縄

7日からカーシムらとともに普天間、嘉手納、沖国大、伊江島、辺野古を訪問。私たちにとっては米軍に占領されている沖縄。つまり常に米軍の占領による暴力を意識してきたが、昨日、イラク人から沖縄がどう映っているのかを聞いて愕然とした。いや、想像してはいたが、実際彼の口から聞くと、なんとも言えない気持ちになる。

イラクに来る米兵にどこから来たのかを尋ねると、その多くが「I'm from Okinawa」、沖縄から来たという。だから多くのイラク人は「OKINAWA」という言葉から「爆弾」を連想するというのだ。沖縄=爆弾とは…。

沖縄から米軍の戦闘機が飛び立っていると、平和運動の人々は簡単に言うが、どこまでリアルに受け止めているのだろうかと思ってしまった。私たちは憲法9条を持ち、他国に攻めないことを信条として、これまで60年間戦争をしてこなかったことを誇りにしている。だがそれは私たちの一方的な感傷でしかなく、現実は米軍の拠点としてイラクの人々の頭上に爆弾の雨を降らせ続けている。嘉手納の巨大な弾薬庫にはデージーカッター、クラスター爆弾等、多量の弾薬・爆弾が眠り、それを大きな輸送機が今日もイラク・アフガンへ運び続けている。

沖縄は戦争と平和が薄い壁で仕切られている。この奇妙な感覚はなんだろうと私はめまいをおぼえた。

戦争をしている。まぎれもなく私たちの国は戦争をしているのだと感じた。 占領による「被害者」でありながら、外からみれば「加害者」だという事実。あまりに「沖縄」があわれでならない。

そして、彼は言葉を続けた。「爆弾というイメージがあったが、実際に沖縄に来てみると、そこには人々が住み、生活があり、豊かな自然があったことをイラクの友人たちに伝えたいと思う」
これって、私が数年前にイラク報告会で話していたことと同じ。どこであれ、そこには私たちと同じ人間が住んでいるのだという想像力こそがもっとも大切なのだと思う。

米軍基地を国内に置く意味の大きさをも痛感する。カーシムは沖縄をみて、それがイラクの将来の姿だと確信した。イラクが占領の被害者でありながら他国を侵略する加害者になる可能性があるということを。

[mixiブログに加筆]
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by reem-akemi | 2008-11-10 14:02 | 沖縄

今日から沖縄

今日からカーシムたちと沖縄に行く。あぁそれなのに057.gifとは…007.gif。カーシム向け沖縄在日米軍マップを作成。沖縄県庁のサイトはかなり役にたったわ(ただし、スペルが間違っている箇所もあったけど)。

こうしてマップを作成してみると東側は海兵隊のための訓練所、基地、兵舎で覆われていることがよくわかった。ひとことで基地というけれど、生活のための場所から出撃する場所、襲撃訓練する場所といろいろある。キャンプハンセンとキャンプシュワブ、Northern Training Areaは主に海兵隊の訓練場所。道路を越えて弾丸が飛んでくることがあるという。

ところで沖縄海兵隊総司令部をキャンプバトラーというが(私はキャンプバトラーを探してしまった)、地名ではなく司令部の名称だと知った。この名前、第二次大戦前、勇猛果敢で知られたスメドリー・バトラー少将の名前からきているという。が、この人、ただの軍人ではない。

彼は、退役後(第二次大戦前)ニューヨークのウォールストリートのある裕福なエリート実業家から、当時のルーズベルト政権を転覆させる武力クーデターを持ち掛けられた。その裕福な実業家は、バトラーに、強力な軍事支援と財政支援、さらに、好意的なマスコミ報道を約束した。話し合いは1年ほど続いたが、バトラーはそのような国粋主義的クーデターに対し危機感を抱き、その計画と計画者の名を議会に公表することを決意。1934年議会で証言した。議会はバトラー氏の証言を信じたが、誰も起訴されず、捜査も進められなかった。しかし彼は、自分の最大の義務は米国憲法を守ることだと感じ、クーデター計画について知っていることを公的に発言し続け、またアメリカが海外で起こしている戦争の真実についても語り始めた。1935年に「War is a Racket」(戦争はいかがわしい商売だ)という本を上梓。「自分は33年間海兵隊に勤務したが、その間、ほとんどは大企業、ウォールストリートの銀行家の高級用心棒、もしくは資本主義に雇われた暴力団であった。」と書いた。バトラーはこの5年後亡くなったが、彼はこの本の中で戦争システムをどのように打ち砕くかを提案しているという(私はまだ読んでない)。

「ジャーヘッド」という映画にもあったように海兵隊は理屈抜きで戦うことを強いられる。兵士全体がそうであるが特に海兵隊員にはそれが要求される。だからこそジャーヘッド(空っぽ頭)になることを強要されるのだ。沖縄がジャーヘッドの最大の訓練場所であり、その名称がバトラーとは、本当に皮肉だ。

(Mixiと同じ)
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by reem-akemi | 2008-11-07 07:42 | 沖縄