毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

<   2009年 12月 ( 1 )   > この月の画像一覧

坂の上の雲

時間がないから大急ぎで書こう(時間があるときに書けばいいんだけど…008.gif

NHKのドラマ「坂の上の雲」を観ている。司馬遼太郎の歴史観については多くの批判が聞こえてくる。私は、彼は「作家」なのだからどのような歴史観を持とうが仕方がないと思っている。作家の書くものはあくまでも虚構だ。それを真実と取るほうが間違っている。ただし、虚構でも、その断片に真実がなければ人の心を動かすことは出来ない。

「坂の上の雲」の場合、そのナショナリズムが問題になっている。日本においてナショナリズムはいわばタブーのような扱いを受ける。第二次大戦後、多くの植民地が独立したがその背景にあるものはナショナリズムだ。ナショナリズムは人々の心をひとつにするための道具でもある。国家を形成するための重要な道具だ。

国家は歴然と私たちの前にあるし、国家の枠の中で私たちは生きている。それは動かしがたい事実だ。けれど国家は私たち一人ひとりの意識が形成していくものでもあるから、その基盤にあるナショナリズムを無視するのも間違っているような気がする。

その意味からいったら、「坂の上の雲」は良い教科書だと思う。日清・日露を勝ち抜いた日本にしたいという意味ではない。あのように他国を侵略することを二度としてはならないという意味でだ。
先日は清(中国)の村に押入り、さげすみと恐怖の目で日本兵を見る人々の姿が映った。抗議をする老人の言葉を「兵隊さん、ありがとう」と云っていると嘘で固めた言葉で従軍記者に説明する森本レオ扮する古参兵。私は苦々しい思いで観ていた。おそらくこれが実体だろう。

だってこれはイラクでの米軍の姿と同じなのだから。。。民家に押入り強奪する姿も同じなら、人々を暴力でねじ伏せる姿も同じ。軍隊とはこういうものだということを教えてくれる。

NHKのあのドラマには賛否両論あるけど、議論のきっかけを持たせてくれるには良い題材だ。
[PR]
by reem-akemi | 2009-12-22 07:09 | 日記