毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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ある夢

3月以来の投稿。書くこともなく日が過ぎた。。。でも、今朝観た夢があんまり鮮烈だったから、それを記録するつもりで。。。

私とNさん、イラク人Kは、ともに小さな小船に乗っていた。Kの日本語は完璧で、いつの間にそんなに上手になったのだろうと思いつつ水の流れを観ていると、とある家に船はたどりつく。

人々がぞろぞろと下船して家の中に入っていくので私も降りようとすると、先に下船していたNさんが顔色を変えて駆け寄った。「こんなの見ちゃダメ!」。なんだろうと家に入ってみると、人が縛られて床に転がっている。「『自殺の儀式』よ」とどこかで声がした。人が死ぬところなんて見たくない!そう思ってあわててその場を離れようと通りに出ると、すでに2人ともどこかに消えていた。

仕方なく私は左のほうを進む(一瞬、2人は右に進んだのかと迷ったけど)。歩いていると雨が降ってきた。さっきあわてて家を飛び出したので私は靴をはいてない。真っ白なソックスがグチョグチョに濡れ泥がしみている。タクシーに乗りたくても通りには何も走っていず、どうしたものかと思っていると、一人の女性が自分の家にいらっしゃいと招いてくれた。

私は濡れた体のまま家に入り、それまでのいきさつを彼女に話した。するといつのまにか彼女の周囲には5~6人の女性たちがおり、口々につぶやいた。「私たちもあそこにいたのよ」

え!!!「死」が私のまわりをとりまいていた。殺される!!!!瞬間にそう思った。
でも、違っていた。「貴女は一生ここに住むの。これからは絶対にどこも行けない」
そういうと女性は私をある部屋の前に連れていった。
そこには一人の若い女性がカーテンを体にまきつけて立っていた。
と、そこへ一人の年配の女性がやってきた。
「あの人、若い女性を助けるつもりよ。でもそうはさせない」

私を案内した女性は部屋の後ろにまわった。
瞬間、年配の女性が殺されたと私は思った。

私はいつの間にか女性たちに囲まれ、その中に小学生くらいの子どもがいた。
子どもは白い面をかぶりうつむいている。不思議なことに女性たちは皆ナイフを持っている。
子どもの後ろにいた女性は興奮して何かをしゃべりだした。
でも私にはその言葉が聞き取れない。
女性は興奮しながらナイフを子どもの頭につきたてた!
白い面にナイフがくいこんでいくのがはっきりと見えた。
女性はそのナイフを何か言いながらグチャグチャとかきまぜた。
子どもはその場にうずくまってしまった。

私は声も出ずその場に立ち尽くしていた。
殺される。。。。恐怖が全身にはりついていた。

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なぜこんな夢をみたのだろう????

思いつくのは昨日Nさんとファルージャの話をしていたこと。ファルージャの証言(白旗をかかげた老人が米兵に殺されたこと)をかいまみたこと。奇形の子どもたちの映像をたくさん見たこと。

私たちの世界はある倫理観で構成されている。「人を殺してはならない」という倫理観だ。
だから人は安心して生きていける。だがその倫理が否定されることがある。
それが戦場。それが占領。イラク、パレスチナ。。。。
あの恐怖は殺される恐怖でもあるけど、おそらく倫理が崩壊したことに対する恐怖かもしれない。

「動くものは殺す」。そんな恐ろしい状況が普通にあるということ。それがすでに私たちの想像を超えている。こんな夢をみなければ恐怖を知ることも出来ないとは。。。
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by reem-akemi | 2010-05-22 11:10 | 日記