毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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グランドゼローその3

2005年06月07日
グランドゼローその3やっぱりニューヨークのことをもう少し書くことにする。

3回目にグランドゼロに行った日のこと。
今回はイラク写真展仲間の高遠菜穂子さんと行く。
ちょっと違う行き方で、6ラインに乗ってウォールストリートの一つ手前。キャナルストリートで降りることにした。駅をあがるとすでにグランドゼロの横のビルが見える。
私たちはもくもくと歩いた。歩きながら彼女の顔を見たら次第に緊張していくのがわかる。

私たちは何も言わずに金網の前に立った。目の前にはHEROと書かれた犠牲者の名前の書いた黒い板。

ニューヨークに長く住む人から、9・11のあと何がショックだったか聞いたら兵士が街にいたことだと教えてくれた。そして彼女は笑った。「フランスなんていつも小銃を持った兵士が街にいるのにねぇ」
いえいえ、イラクではそんなの当たり前。戦車が街にいて歩く人を狙っていることもあるのよ。

そんな話を高遠さんにしたら「そんな話イラク人が聞いたら怒るわ」と笑った。私もそう思う。

ポツリと彼女が言った。
「名前のないイラク人の死がこれよりもたくさんあるというのに・・・。名前がある死に違う意味でショックを受けた」

悲しいけれど、たかだか2000人?イラク人はそういうだろう。イラクの犠牲はあまりに大きすぎる。
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by reem-akemi | 2005-06-07 02:51 | NewYork