毎日思うこと、感じることを日々の時間(とき)の中で綴ります


by reem-akemi
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イラク人からみた沖縄

7日からカーシムらとともに普天間、嘉手納、沖国大、伊江島、辺野古を訪問。私たちにとっては米軍に占領されている沖縄。つまり常に米軍の占領による暴力を意識してきたが、昨日、イラク人から沖縄がどう映っているのかを聞いて愕然とした。いや、想像してはいたが、実際彼の口から聞くと、なんとも言えない気持ちになる。

イラクに来る米兵にどこから来たのかを尋ねると、その多くが「I'm from Okinawa」、沖縄から来たという。だから多くのイラク人は「OKINAWA」という言葉から「爆弾」を連想するというのだ。沖縄=爆弾とは…。

沖縄から米軍の戦闘機が飛び立っていると、平和運動の人々は簡単に言うが、どこまでリアルに受け止めているのだろうかと思ってしまった。私たちは憲法9条を持ち、他国に攻めないことを信条として、これまで60年間戦争をしてこなかったことを誇りにしている。だがそれは私たちの一方的な感傷でしかなく、現実は米軍の拠点としてイラクの人々の頭上に爆弾の雨を降らせ続けている。嘉手納の巨大な弾薬庫にはデージーカッター、クラスター爆弾等、多量の弾薬・爆弾が眠り、それを大きな輸送機が今日もイラク・アフガンへ運び続けている。

沖縄は戦争と平和が薄い壁で仕切られている。この奇妙な感覚はなんだろうと私はめまいをおぼえた。

戦争をしている。まぎれもなく私たちの国は戦争をしているのだと感じた。 占領による「被害者」でありながら、外からみれば「加害者」だという事実。あまりに「沖縄」があわれでならない。

そして、彼は言葉を続けた。「爆弾というイメージがあったが、実際に沖縄に来てみると、そこには人々が住み、生活があり、豊かな自然があったことをイラクの友人たちに伝えたいと思う」
これって、私が数年前にイラク報告会で話していたことと同じ。どこであれ、そこには私たちと同じ人間が住んでいるのだという想像力こそがもっとも大切なのだと思う。

米軍基地を国内に置く意味の大きさをも痛感する。カーシムは沖縄をみて、それがイラクの将来の姿だと確信した。イラクが占領の被害者でありながら他国を侵略する加害者になる可能性があるということを。

[mixiブログに加筆]
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by reem-akemi | 2008-11-10 14:02 | 沖縄